聖和家庭

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Hello From Heaven! 愛するあの人と、また必ず会える①

今日からまた本の内容を少しずつ紹介していきます。
今回、紹介する本は「死者とのコミュニケーション」の調査と研究に精力的にとりくんでいる著者が集めた証集です。とても興味深く、感動的な内容です。そして聖和家庭にとって、とても希望が湧く内容です☺ 私が強く印象に残ったケースを何回かに分けて書いていきます。シリーズものです(>ω<)


この著者はアメリカの方ですが、よく受ける質問が「一体どのくらいの人が故人とのコミュニケーションを体験しているのか」ということで、著者の調査によれば控えめに見ても合衆国の総人口の20パーセント、少なくとも5千万人のアメリカ人が、一度以上のコミュニケーション体験を持っている、そして、子供や配偶者に先立たれた人や親を失った子どもなど、愛する者の死を悲しんでいる人々のあいだでは、この率が劇的に高くなる、とのことです!



それでは、具体例を載せていきます。ハンカチの準備してね(´;ω;`)


バージニア州に住む自営の職人アイリーンは、22歳の娘トレイシーを自動車事故で失ってから半年後、喜びあふれる再会をしている。


夕方の5時ごろ、まだ夫と一緒のうちの畑にいるときでした。その日は重労働だったから、それまで池のそばでのびていたんです。起き上がって、トラクターまで何かを取りに戻りました。いつものように、急ぎ足で歩いていきました。

そのときふいに、なんと娘のトレイシーが、私と並んで一緒に歩いているのに気づいたんです。ぴったり歩調を合わせて、勢いよく大股に歩いているんです。それがわかったとたん、愛しさと嬉しさが、いっぺんにこみ上げてきました。信じられませんでした。まるで、幸せを胸いっぱいに吸い込んでいるみたいでした。

誰かと並んで、前を向いて歩いているときと同じなんです。となりに誰かがいるのは、ちゃんとわかるでしょう。誰かがいる気配を身体で感じますよね。ちょうど、そんな感じなんです。

ふと気がつくと、娘はもういませんでした。でもそんな体験ができて、信じられないほど嬉しかったです。

どうやら他界した家族は、私達に切実に必要とされている間は、そばにとどまることができるらしい。そして慰めをあたえてくれば、人生の難局を乗り切る力を貸してくれることもあ
る。そうしたコミュニケーション体験は、彼らが私達に、いつまでも変わらぬ愛を注ぎ続けてくれるということのしるしのようだ。~筆者より


ワシントンDCで心理療法士をしているエリナは、高校生のころ、心臓発作で他界した父親が何度も訪ねて来るという体験をしている。


父はとってもやさしくて、神経がこまやかで、頭のいい人でした。父が大好きでした。いろいろと、苦労が多いひとでしたけど。

亡くなってから何年かのあいだ、ときどき父が来るのに気づいていました。父そのものって言うか、父がまるごとそこにいるっていう感じがするんです。元気だったころと、少しも変わりませんでした。ほかの誰でもない、温かくて頼もしい父でした。

私を励ましてくれました。「しっかり生きていくんだよ。」って。「お父さんが死んだからって、くじけちゃいけないよ。」って。

今回は亡くなった方の気配を感じた例でしたが、次回は声が聞こえた例を紹介します😀


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